長門市長選で保守分裂、林芳正氏支援の新人敗れる

安倍元首相のお膝元で保守分裂の市長選、勝ったのは親子2代で安倍家を支援してきた現職(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

記事の要約は以下の通りです。

  • 市長選の結果: 安倍晋三・元首相の「お膝元」である長門市で、安倍家を支援してきた現職の江原達也さんが、林芳正・前外相が支援する新人の南野佳子さんを破り再選しました。江原さんは9974票、南野さんは6889票でした。
  • 市長選の背景: 長門市は、安倍氏の父・晋太郎氏と林氏の父・義郎氏が中選挙区時代に争った地域で、保守層の多くが安倍家の支援者です。しかし、安倍家の内部にも争いがあり、前回選も自民支持層が分裂しました。今回も、江原さんに反目する「安倍派」の県議らが南野さんの支援に回りました。また、林氏は次期衆院選で同市を含む山口新3区から出馬する予定で、南野さんの応援にも力を入れました。しかし、江原さんの陣営は、代々安倍家を支えてきた地元支援者らに結束を呼びかけ、地力を発揮しました。
  • 市長選の意義: この市長選は、安倍氏の後継となる吉田真次衆院議員や林氏の立場にも影響を与える可能性があります。林氏は、新3区での公認争いを制したものの、保守分裂のしこり解消が課題となります。自民党県連幹部は、「仕切り直してもう一度党の和をつくっていきたい」と語りました。