【大阪・神戸】阪神オリ優勝パレードに96万人が熱狂!でも、府市職員のボランティア問題や経費集めに批判も

パレードに公務員を無償動員 吉村氏「ファンの顔見て批判できるか」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

こんにちは、スポーツファンの皆さん。今日は、プロ野球阪神タイガースオリックス・バファローズのリーグ優勝を祝うパレードの様子をお伝えします。23日に大阪・御堂筋と神戸市で行われたパレードには、両会場で計約96万人のファンが集まりました。パレードバスに乗った選手たちは、歓声や拍手に応えて笑顔を見せたり、サインをしたり、トロフィーを掲げたりしました。ファンの中には、チームカラーの旗やタオルを振ったり、選手の名前を叫んだり、感動の涙を流したりする人もいました。パレードは、2025年大阪・関西万博500日前というタイトルもつけられ、万博への期待も高まりました。

しかし、パレードの裏では、大阪府大阪市の対応に批判がありました。パレードの来場者の誘導などを担うボランティアとして、府市の職員約2500人が動員されましたが、休日勤務の手当も交通費も支給されませんでした。府市は「あくまでも任意」と主張しましたが、職員からは「上司から断りづらい」と不満の声が上がりました。また、労働組合社会福祉法人からも「公務と位置づけるべきだ」と要望が出されました。兵庫県と神戸市は、同様に職員を動員しましたが、公務として扱い、代休の取得も促しました。府市とは異なる対応でした。

さらに、パレードの開催経費に充てるために、実行委員会はクラウドファンディングで寄付を募りましたが、目標金額5億円に対して集まったのは約9700万円でした。結局、経済団体が4億円余りの寄付を集めました。府は、教員や職員にクラウドファンディングの周知を求める文書を出しましたが、教職員組合は「黙示の強制が働く恐れがある」として、撤回を求めました。パレードの名称に万博の文字を入れたことも「スポーツの政治利用」と批判されました。

パレードは、ファンや選手にとっては忘れられない思い出になったでしょう。しかし、パレードの運営に関わった府市の職員や市民にとっては、不満や疑問が残ったかもしれません。パレードの成功と反省を踏まえて、今後のスポーツイベントの開催に活かしてほしいと思います。