江川紹子さん、羽生結弦さん離婚発表の『モヤモヤ3つ』を考察 「苦しめているのは、誰のどういう行為なのか」（中日スポーツ） - Yahoo!ニュース
フィギュアスケートの羽生結弦さんが２０日、自身の公式サイトで離婚を発表しました。このニュースに対して、ジャーナリストの江川紹子さんが投稿サイトの「ｎｏｔｅ」で「モヤモヤ３つ」と題した記事を書きました。江川さんは、羽生さんの離婚発表に関して、以下の３点に疑問を呈しています。
- メディアの加害行為: 羽生さんは、離婚の理由として「様々なメディア媒体による誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道」を挙げました。しかし、江川さんは、この表現があいまいで、具体的にどのメディアがどのような行為をしたのか分からないと指摘しました。また、誹謗中傷やストーカー行為と取材や報道とは性質が異なるとし、それらを同列に扱うのは不適切だと主張しました。江川さんは、羽生さんが被害を受けたメディアの名称と行為を明らかにするべきだと提案しました。
- 取材や報道に許可は必要か: 羽生さんは、離婚に関する取材や報道に許可を求めました。しかし、江川さんは、これに疑問を呈しました。江川さんは、結婚や離婚は社会的事実であり、報道することに問題はないとしました。また、羽生さんは国民栄誉賞を受賞したスターであり、一般人と同じ扱いはできないとしました。江川さんは、羽生さんが結婚の事実は伝えたいが、妻については触れないでほしいというのは無理があると述べました。
- プロの力を借りよう: 羽生さんは、離婚発表のメッセージを自身で書いたとしました。しかし、江川さんは、これに批判的でした。江川さんは、羽生さんのメッセージが不明瞭で、逆に混乱を招いたとしました。また、羽生さんは自分の気持ちを伝えることに集中すべきであり、メッセージの作成はプロに任せるべきだとしました。江川さんは、羽生さんが自分の専門であるスケートに専念し、メディア対応は専門家に委ねることを勧めました。
以上が、江川紹子さんの「モヤモヤ３つ」です。羽生結弦さんの離婚発表は、多くの人に衝撃を与えました。しかし、その背景には、メディアとの複雑な関係があります。羽生さんは、自分のプライバシーを守りたいという気持ちと、ファンや社会に対する責任感との間で苦悩しているのかもしれません。一方、メディアは、羽生さんの人気と影響力を利用しようとする一方で、彼の人権や尊厳を侵害することもあります。このような状況に対して、江川紹子さんは、羽生さんにもメディアにも、もっと明確で適切な対応を求めています。羽生さんの離婚発表は、メディアとスターとの関係について、私たちに考えさせるきっかけになったのかもしれません。
